米・大腸がん検査を啓蒙するための、コントのようなすれ違いを描く動画

アメリカ疾病予防管理センター(以下CDC)は、40-50代の成人における大腸がんの検査を促進するため、父親から性教育の話をされていると思い込む息子と、息子に大腸がんの恐ろしさを伝えたい父親という、親子のすれ違いをモチーフにした啓発動画を公開しました。

「息子よ、いま少し話していいか?」と問いかける高齢男性に対し、息子は、「ああ、もちろんだよ父さん」と答える男性。

「お前も歳を重ねるにつれて、自分の身体にいろんな変化が起きていることに気付いているだろう?」と神妙な面持ちで続ける父親。それを聞いた息子は「……僕が45歳だっていうことは知ってるよね?」と、きょとんとした表情で見つめ返します。

息子からの質問には返答せず「自分の身体についての知識が増えるにつれ、もっと興味が沸いたり、なぜ自分にこんなことが起きているんだろう、という疑問を抱いたりすることもあるだろう」と喋り続ける父親に、息子の表情はどんどん歪んでいきます。

てっきり性教育についての話だと勘違いしている息子は「まさにいま、なんでこんなことが起きているかが疑問だよ」と切り返します。

「年上の友達や、それこそ父さんと母さんだって経験しているんだ。だからお前にも正しい知識をつけてほしくて、病院でこれをもらってきたんだよ」とパンフレットを手渡す父親。この時点で息子の恥ずかしさはピークに。パンフレットを受け取った息子が表紙を覗くと、そこには「大腸がん検査があなたの命を救うかもしれません」という文字がありました。

“Avoid an awkward conversation(こんな気まずい会話はしたくないあなたに)”というキャッチコピーとともに、いままで性教育について語られていたと思い込んでいた息子が思わず笑ってしまう姿が。「こういう話ならもっと早く言ってよ!」と笑いながら叫ぶ息子を映しながら動画は終わります。

健康に関わるトピックに対し、親子のすれ違うコントのような内容で描くことで、いままで大腸がんについて深く考える機会がなかった人や、検査を受けたことがない人に対してアプローチしようと試みている動画でした。

その他のCSR事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=28

DYK
タイトルとURLをコピーしました