「幸福の王子」

おとといお伺いした、MIHARAYASUHIRO 【ミハラヤスヒロ】2011-12 FALL/WINTER COLLECTIONは、静粛でいて美しく、そしてドラマチックなひと時でした。

まず開場に入り目を奪われたのは、整然と並べられたクラシックなゴールドのチェアーたち。その椅子の上には、今コレクションのテーマを標したカードが置かれ、それを読みながら始まりを待ちました。
どうやらオスカー・ワイルドからインスパイアされたコレクションになるようで、そこで否応なく期待が高まります。


オーディエンスが揃い、ピアノによる生演奏がスタート。
それと同時に、クラシックで英国風な装いをしたモデル達が登場。コレクションが始まりました。




オスカー・ワイルドは19世紀末のイギリスに生き暮らし、頻繁に社交界に出席するなどその華々しい生活、身なりはとても有名だったとよく聞きます。三十歳を過ぎてから「男色」を咎められ投獄されてしまいますが、当時あらゆる意味で社会に変革を問いただした人物です。彼の美しい装いや立ち振る舞いのイメージをそのまま尊重し、そこに”MIHARAYASUHIRO”の現代的でユーモラスなアイデアを融合、それはまさに実験的なコレクションとなりました。




英国的伝統と、瑞々しさに溢れた感動的なコレクションでした。
フィナーレにはデザイナーの三原さん、そして即興演奏で大きな感動を届けてくれた奥様の上原ひろみさん(ジャズピアニスト)も登場されました。クリエイティブなビジョンをご夫婦で共有されていて、とても羨ましく思いました。

コレクションの興奮も冷めやらぬまま、本日はその”MIHARAYASUHIRO”パリでのショールームにお伺いさせていただきました。

とても細いこの路地を奥まで突き抜けた…

その2階に素敵なショールームがありました。

今回もスタッフの方々には、本当に親切にしていただきました。
さらにはデザイナーの三原さんもいらっしゃって、今回のコレクションのテーマや創作過程のいきさつ、パリ・コレクションの逸話など、興味深いお話を沢山聞かせていただきました。2時間ほど滞在させていただきましたが、その時間は本当にあっという間でした。


「毎日洋食では飽きますよね」と、わざわざお弁当までご用意して頂きました。スタッフの皆さま本当にご馳走様でした。
日本での展示会も楽しみにしています。

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